6.15.2013

【インタビュー】Olivia Anna Livki(オリビア・アンナ・リフキ)

Witam!!

Paulaです☆

やっとですが、5/25(土)に行いましたOlivia Anna Livki(オリビア・アンナ・リフキ)のインタビューをお届けしますね♪
ライブレポートはこちらです♪
ではでは、どうぞ♪


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Paula(P). 初めて日本に来たのよね。第一印象はどう?

Olivia(O):正直に言うと、まだ時差ぼけでぼんやりしていて、まだそんなに日本を見られていないの。昔から日本のいろんなものが好きだったわ。昔から好きだったけど一度も体験したことのないものの中に今いるって、なんだか不思議な感じ!夢のようだわ。第一印象はおかしかった。空港から東京へ向かう高速道路が、南ドイツからスイスへ向かうハイウェイと本当にそっくりだったの!びっくりするぐらい、馴染みの風景に感じたわ。ちょうど日が沈む時間だったから、建物やスカイライナーの姿が浮かび上がって見えたの。工場群は水に浮いているみたいに見えてSFみたいだったわ。ちょっと宮崎駿の「ラピュタ」みたいだったわ。(笑) だから、がっかりしてはいないわよ!(笑)


P.日本の映画やアニメ作品は好き?

O: もちろんよ。特にアニメ・クリエイターや漫画作家たちね。彼らにすごく影響を受けている。デビューアルバム「And The Girl's name is..」のカバーは世紀末風だけど、大友克洋の絵に影響を受けているの。だから、日本に来る前からその影響は大きいわ。黒澤明はいつも好きだったし、私は大友克洋の大ファン。彼の作品は私の人生と深く関わっているわ。現代社会を、他の何よりも映し出していると思うの。それから草間弥生が大好き。ティーンの頃から好きで、私の映像作品やイメージに大きな影響を与えているわ。無意識のうちに私の作品には彼女の影響が入り込んでると思う。


P.今のところはポーランドでだけのキャリアを考えている?それとももっとインターナショナル?

O: 正直なところ、ポーランドだけでのキャリアって私にとって変な感じなの。私は多文化的な人間だから。ポーランドとドイツのルーツを持ち、ポーランドで生まれたけど、ほとんどはドイツで過ごしているし、小さい頃はアラブの国にも住んでいたことがあるわ。キャリアって言葉も好きじゃないの。ポーランドではよく使うけれどね。私は“地球の子ども”なのよ!日本のものにも馴染み深いし。出来るだけ多くの、そして世界中の人たちを相手に演奏しようと心がけているわ。最近はロンドンでも多くのライブをやったの。ロンドンに引っ越そうかと考え中よ。まるで自分の家のようなベルリンの音楽シーンからね。それにポーランド人の定義も変わってきてる。今は、ポーランド人もただのポーランド人というよりは、どこかの国と混ざっていることが多いわね。○○系ポーランド人という風に。そういう人たちとは“地球の子ども”という意識が合いやすいわ。


P.オリビアの音楽がこんなにもカラフルなのはなぜ?インスピレーションはどこから?

O: そうね、私の出身もカラフルだから。東京や南アフリカ、ボンベイの女の子たちのように。世界はカラフルだから、私の音楽も色とりどりなのよ。


P. あなたのお気に入りの音楽や映画、アーティストは?

O: たくさんよ!ミュージシャンのリストならキリがなく続いちゃうわね!(笑)子どもの頃最初に興味を持ったのは映画だったから、キューブリックやヒッチコックから多大な影響を受けているわ。それから大友克洋や宮崎駿のようなアニメ作品。音楽については、最初は多くのヒッチコック映画の音楽を担当していたバーナード・ハーマンが大好きだった。それからポップミュージックも。NYのバンドをよく聴いてたわ。14才の頃は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、トーキング・ヘッズやソニックユース、ブライアン・イーノなんかを聴いていたし、音楽的なイメージについてはケイト・ブッシュにはすごく影響を受けている。ピーター・ガブリエルもそうね。それから『AKIRA』のサントラ!私、あのサントラの虜なのよ。(笑)


P: NYには引っ越さないの?

O: できたらしたいわ!NYはいつでも居心地がいいから。とりあえずはグリーンカードがないから無理ね。(笑)


P.オーディション番組「Must Be The Music」への出演を決めたのはどういう理由から?

O: あれは実用的な決断だったの。当時の出来事がすごく反映された決断ね。私は市場の操り人形じゃなくて、完全にDIYなインディー・アーティストで、アルバムを作り途中だったのだけど、資金が底を尽きちゃったの。あの番組はそれを提供してくれる唯一のチャンスだったのよ。ポーランドにいた母が教えてくれたの。ドイツには、自分の音楽をテレビで紹介しながら、ネットの助けを借りて稼ぐという機会がなかったの。でも、ポーランドで突然すごく有名になって、私のことがポーランドのアーティストとして受け入れられるようになったのは、まったく想像してない展開だったわ。今でも、軽いショックを感じてる。(笑)


P: でもおかげで、あなたのことを私も知ることができたよ!

O: そうなのよね。あれから2年経つけど、この2年はとてもクレイジーだったわ。メディアに出ていないアーティストって無視されるけど、TVに出たとたん、たくさんのフェスティバルやメディアからオファーが来たの。みんなTVのことバカにするのにね。これって多くのことを物語ってると思う。だから今日、自分が本物のアーティストとしてずっと活動していくためには、自分の独立性を保つべきだと思う。そして、より柔軟に、より勇敢に、より抵抗力を持っているべきね。


P.デビューアルバムの中であなたにとって一番重要な曲は?

O: 本当をいうとどの曲も重要だわ。どの曲も私の劇的な人生のワンシーンを反映したものだから。どの曲も私の人生そのものだから、分けて考えたり、比べたりできないの。


P.上手く説明できないけど、私はEarth MovesにはJoni Mitchellを感じたわ。

O: 興味深いわ。みんな特にあの曲が好きみたいで、よくあの曲について聞かれたり、感想を言ってくれたりするのよ。どの人も皆それぞれあの曲と特別な関係があるようで、私にとってはとても興味深いわ。あの曲にはもちろん私の個人的な想いがあるわけだから。みんながあの曲が好きで、それぞれ違う感想を持っているのは、本当に驚きだけど、すごいことだと思うわ。


P.レニー・クラヴィッツの前座を務めた時は、どんな気持ちだった?

O: すばらしかったわ。7000人も観衆がいるような大きな舞台でパフォーマンスするのは初めてだったし、音響も良かった。夢見ていたような大きな音でプレイできたし、コンサートとして最高の経験だったわ。それから、レニーのクルーやオーガナイザーたちと知り合えたという意味でも本当にすばらしかった。私にとって一番素敵な思い出の一つよ。



P.あなたの2ndアルバムはどんなアルバムになりそう?今レコーディング中なのよね?

O: そうよ!まだデモの段階だけどね。ソングライティングとアレンジの間ぐらいかな。最初はどんなアルバムになるかイメージができていたんだけど、今は私の手の中でそれが変わっていっている感じなの。もっと“ヴォイス&ベース”で、よりもっと生々しくて、ポップ要素は少し減るかも。たくさんのことを経験したから、もしかするとより“怒ってる”アルバムになるかもしれないわ。それから、もっと色鮮やかになるかも。例えば今、太鼓のサンプラーに取り組んでいるの。日本に全員女性の太鼓グループがあると聞いて、是非いつか一緒にステージで競演したいわ。疾走感のある太鼓が入る曲がいくつかあるわ。とても面白いのよ!


P: 他のプロデューサーとも仕事しているの?

O: すごく一緒に仕事してみたい人たちがいて、話はしているけど、まだその段階ではないの。本格的にそのときになるまでに、私と同じヴィジョンで物事を見れるプロデューサーを見つけようと思っている。今はまだバンドもいない状態で、バンドも探さなくちゃいけないわ。前のアルバムよりたくさんの人が関わっているアルバムになるわね。まだセオリーの段階だけれど。


P.あなたにとっての音楽と映画ってなに?

O: 二つは私にとって、まるで一つの木のようなものなの。私にとってルーツはやっぱり映像だと思うんだけど、音楽を作る時は最初から音楽があって映像ではないの。私には二つを分けて考えることはできないわ。私って本当に病的に両方のメディアを愛しているのよ!


P.いつかまた映画の世界に戻りたいと思う?

O: いつか絶対に、ずっと作りたかった映画を撮りたい。でも数年前に、私には一度に二つのことは出来ないってことを思い知ったから、今のところは何年後かに“オリフキ・エンパイア”を作るために音楽を頑張るわ!そこでは、映画製作も実現できて、音楽も出来るという環境を作りたいと考えているの。


P. MySpaceで"燃え尽きた(注)”時のことを書いていたよね。それがあなたの人生にどんな影響が与えたか話してくれる?

O: 「Earth Moves」はまさにそれについての曲よ。ポップカルチャーはまだまだ閉鎖的だと思うの。人々の90%が聴いているのは、実際に人生で起こることとは違う歌ばかりよ。それを私は変えたいと思う。多くの人がそういう(うつのような)経験をしていて、たくさんの人が共有できる事象になっているから。あの経験が私を大きく変えたのは、一つには自分の中にある可能性や精神性に敬意を払えるようになったことね。それまでの私は、ほかの人よりも早く頭が回転するものだから、すべてが簡単に見えた。だけど、際限なく一度にたくさんのことを抱えてはいけないということ、自分の中に既にあるものに敬意を払うことを学んだの。自分の人生をもっと大事にするべきだと感じるようになったわ。



P.今日は本当にありがとうございました!!



(注)オリビアは以前、さまざまなことをがんばりすぎたことから、うつ病を患ってしまいました。その時のことを"燃え尽き”という風にMySpaceで書いています。

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もっと質問は用意していたのだけど、時間の関係でここまででした☆

細い体からカラフルなパワーに溢れさせているオリビアは、笑顔がとっても素敵で、
疲れているにもかかわらず、インタビューにも写真撮影にもとても快く応じてくれました!
ライブ(ライブレポートはこちら)もとってもエネルギッシュだったし、個性的な音楽だし、
これからが本当に楽しみなアーティストです。

みなさんも是非応援してくださいね♪


最後に、インタビューに応じてくれたオリビア、そして協力してくれた大使館のM.K.さんに
心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!



ps. 私のデジカメの性能がおそろしく悪かった(古い)ので、新しいのをゲットしようと思います。苦笑

最後まで読んでくださってありがとうございます♪
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